冷房を我慢せず電気代が月3,000円減!猛暑を乗り切る主婦の省エネ習慣7選
「電気代が怖いから、もう少しだけ冷房を我慢しよう」。そう思い、汗だくで夕食を作ったことはありませんか?
私も以前は、家族に「暑い!」と言われるたびに設定温度を上げ下げし、短い外出でも電源をオフ。節約しているつもりなのに、請求額を見てがっかりしていました。
そこで始めたのが、冷房を我慢するのではなく、家に熱を入れない工夫と電力のムダを減らす習慣です。家庭によって効果は変わりますが、月3,000円減を目標に、まずは電気使用量を前年同月や実践前と比べてみましょう。
選びやすいよう、各習慣に「所要時間・費用・効果の目安」も添えました。
冷房効率を上げる4つの習慣
1.冷房は短時間で何度も切らない
エアコンは、暑くなった部屋を一気に冷やすときに多くの電力を使います。真夏の日中に30分ほど外出する程度なら、運転を続けたほうが省エネになることも。長時間留守にするときは停止するなど、外出時間で使い分けましょう。
風量は「弱」より「自動」が基本です。室温が下がるまでは強く、その後は控えめに運転してくれます。
なお、夏の「28℃」は設定温度ではなく室温の目安。温湿度計を見ながら、暑いときは無理せず調整してください。
- 所要時間:設定変更に1分
- 費用:0円
- 効果の目安:短時間のオン・オフによる余分な消費を防ぐ
「消したばかりなのに、子どもが帰宅してまたオン」というわが家の失敗も、外出時間で判断するようになって減りました。
2.扇風機で冷たい空気を循環させる
冷たい空気は床付近にたまりがちです。扇風機やサーキュレーターを併用し、部屋の温度むらを減らしましょう。
エアコンの対面から上向きに送風する、冷気が届きにくい部屋の奥へ風を送るなど、置き場所を少し変えるだけでも体感が変わります。直接風に当たれば涼しく感じられますが、就寝中は弱い風にして体を冷やしすぎないようにしましょう。
- 所要時間:置き場所の調整に3分
- 費用:手持ちの扇風機なら0円
- 効果の目安:温度むらを抑え、設定温度の下げすぎを防ぐ
3.窓の外側で日差しをカットする
室温を上げにくくするコツは、熱が入ってから冷やすのではなく、窓の外で遮ることです。
特に西向きの窓は、午後の日差しが強く入ります。すだれ、よしず、シェードを日が当たる前に設置しておくと、室温上昇を抑えやすくなります。外付け用品が難しければ、外出前に遮光カーテンを閉めるだけでも手軽です。
- 所要時間:カーテンは1分、シェード設置は10〜30分
- 費用:0円〜数千円
- 効果の目安:日射熱を減らし、冷房の負担を軽くする
外付け用品は、強風で飛ばされないよう確実に固定してください。
4.フィルター掃除を夏の習慣にする
エアコンのフィルターにほこりがたまると、空気を吸い込みにくくなり、冷房効率が落ちます。月1〜2回を目安に掃除しましょう。
表面のほこりは掃除機で吸い取ります。水洗いした場合は、日陰で十分に乾かしてから取り付けてください。内部のカビや汚れは無理に分解せず、メーカーや専門業者に相談しましょう。
- 所要時間:10〜20分
- 費用:自分で掃除するならほぼ0円
- 効果の目安:風量低下を防ぎ、効率のよい運転を保つ
掃除後に夫から「風が強くなった?」と言われたときは、ほこりを放置していたことを少し反省しました。目に見えて風通しがよくなると、続ける励みにもなります。
家全体の消費電力を減らす3つの習慣
5.熱を出す家事は涼しい時間に済ませる
炊飯器やオーブンを使うと、室内にも熱が放出されます。炊飯や下ごしらえを朝にまとめ、夕方は電子レンジも活用すると、キッチンの暑さと冷房負担を抑えられます。
ご飯は長時間保温せず、食べる分ずつ早めに冷凍するのも一案です。食中毒を防ぐため、清潔な容器やラップを使い、常温に長く放置しないようにしましょう。
- 所要時間:家事の時間を組み替えるだけ
- 費用:0円
- 効果の目安:長時間保温を減らし、夕方の室温上昇を抑える
朝に下ごしらえを始めた当初は面倒に感じましたが、夕方の「暑い、時間がない、献立が決まらない」が一度に軽くなりました。
6.冷蔵庫は「見渡せる収納」にする
冷蔵室に食品を詰め込みすぎると、冷気が回りにくくなります。吹き出し口をふさがず、奥まで見える程度に整理しましょう。定位置を決めれば、扉を開けて探す時間も短くなります。
一方、冷凍室は凍った食品をある程度まとめると、互いに冷やし合えます。ただし、扉が閉まりにくいほど詰め込むのは禁物です。
- 所要時間:15〜30分
- 費用:0円
- 効果の目安:冷気の流れを保ち、扉の開放時間を減らす
「ないと思って買ったら、奥から同じドレッシングが2本」という失敗も、見渡せる収納にしてから減りました。節電だけでなく、食品ロス対策にもなります。
7.給湯と待機電力のムダを減らす
家族が間を空けずに入浴すると、お湯が冷めにくくなり、追いだきや保温を減らせます。浴槽にふたをする、シャワーを出しっぱなしにしないといった習慣も効果的です。
使っていないテレビやゲーム機は、主電源や節電設定を活用しましょう。温水洗浄便座も、夏は便座や温水の設定温度を下げると手軽に省エネできます。
- 所要時間:設定変更に5〜10分
- 費用:0円
- 効果の目安:保温・追いだき・待機電力を少しずつ削減
録画機器や通信機器、見守り機器、医療機器など、常時稼働が必要なものの電源は切らないでください。
まずは効果を比べやすい3つから
7つ全部を一度に始める必要はありません。最初の1週間は、次の3つだけでも十分です。
- エアコンの風量を「自動」にする
- 日差しが入る前に窓を遮る
- 冷蔵庫の中を整理する
電力会社の会員ページやアプリで、実践前後の使用量を比べてみましょう。料金は単価や燃料費調整額などでも変動するため、請求額だけでなく「使用量(kWh)」を見るのがポイントです。
月3,000円減は、住まいの断熱性、家族構成、家電、料金プランによっては届かないこともあります。それでも、一つひとつの対策を重ねれば、自宅で効果の大きい習慣が見つかります。
省エネは、暑さを我慢する競争ではありません。熱中症警戒アラートや暑さ指数にも気を配り、暑いときはためらわず冷房を使うこと。家族の体調と食品の安全を守りながら、無理なく続く方法で電力のムダを減らしていきましょう。
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