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日本の主婦が実践した、家計と家事の見直しで15キロ減。無理なく続いた素朴な習慣とは?

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日本の主婦が実践した、家計と家事の見直しで15キロ減。無理なく続いた素朴な習慣とは?

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「食費を抑えたいのに、特売のお菓子をつい買ってしまう」「片づけてもすぐ散らかって、気づけば座っている時間ばかり」。そんな“主婦あるある”に心当たりはありませんか。

家計の見直しや家事の工夫が、結果として食べすぎ予防や活動量アップにつながることはあります。ただし、体重の変化や減量の幅には大きな個人差があり、「これだけで必ず15キロ減る」と言い切れる方法ではありません。大切なのは、無理な制限よりも、毎日の暮らしの中で続けやすい習慣を増やすことです。

きっかけは「やせたい」より「節約したい」

最初に見直しやすいのは、食事内容そのものより、買い物の仕方です。スーパーに行く回数が増えると、そのたびに予定外のお菓子や甘い飲み物、総菜を買いやすくなります。反対に、買い物の頻度を少し減らし、冷蔵庫の中身を確認してから出かけるだけでも、無駄買いを抑えやすくなります。

買い物回数を減らしたからといって、それだけで体重が落ちるわけではありません。ただ、間食や甘い飲み物を「なんとなく買う」機会が減るため、結果として摂取エネルギーを抑えやすくなるのは確かです。節約と食べすぎ予防が、同じ行動で両立しやすいのは大きな利点です。

たとえば月に8,000円食費が減れば、単純計算で年間9万6,000円の節約になります。数字で変化が見えると、習慣は続けやすくなります。

家事を「動く時間」に変える

次に意識したいのは、「運動のための特別な時間」を作るより、日常の中で体を動かす回数を増やすことです。

厚生労働省の「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」では、成人は歩行と同程度以上の強さの身体活動を1日60分以上行うことが勧められています。まとまった運動が難しい日でも、掃除、洗濯、片づけ、買い物などのこまめな動きは身体活動の積み上げになります。

たとえば、掃除機をかけるときに歩幅をやや大きくする、洗濯物を運ぶときに何度か往復する、床に物を置きっぱなしにせずその都度片づける、といった工夫です。こうした動きで消費するエネルギーは人によって異なりますが、座りっぱなしの時間を減らすこと自体に意味があります。

特別な予定としての運動は、忙しい日や疲れた日に後回しになりがちです。その点、家事とセットならゼロになりにくく、習慣として残しやすいのです。

意外な落とし穴は「ヘルシーそうなごほうび」

順調に見えても、体重が動きにくくなることはあります。よくある原因のひとつが、「今日は頑張ったから」と足してしまうごほうびです。

グラノーラ、飲むヨーグルト、甘いカフェラテのように、一見ヘルシーに見える食品や飲み物でも、商品によっては糖類やエネルギー量が高めです。実際の内容は商品ごとに違うため、健康的と決めつけず、栄養成分表示を確認するのが確実です。

世界保健機関(WHO)は、砂糖を多く含む飲料を減らすことが、成人の望ましくない体重増加のリスクを下げるとしています。甘い飲み物は満腹感につながりにくく、食事全体のエネルギー摂取が増えやすいためです。

小さな追加でも毎日続けば差になります。体脂肪1kgを減らすには、およそ7,000kcalのエネルギー収支の差が必要とされます。逆にいえば、「少しだけ」の積み重ねも無視できません。家計の面でも、1回300円の飲み物を週5回買えば、月に約6,000円です。

続けるコツは「盛りすぎない仕組み」を作ること

食べすぎ予防では、気合いよりも環境づくりが役立ちます。そのひとつが、最初から盛りすぎないことです。

以前は「小さい皿に替えると自然に2〜3割減る」とよく言われましたが、研究では、皿を小さくするだけで食べる量が安定して大きく減るとは言い切れません。食器の工夫が役立つ人はいる一方、効果は一貫していないからです。

ただし、「最初に盛る量を控えめにする」「大皿のまま食卓に置きっぱなしにしない」「おかわりは少し時間を空けてから考える」といった工夫は、食べすぎ予防に役立ちます。小さめの器やワンプレートも、そのための手段のひとつとして使うなら現実的です。

洗い物が減って片づけが少し楽になるのも、続けやすさの面では利点です。ダイエットのコツは、特別な食品より、毎日くり返す流れを整えることにあります。

今日から始めたい、無理のない5つの習慣

無理なく続けるには、暮らしの流れに組み込めることから始めるのが近道です。今日から取り入れやすいのは、こんな習慣です。

  • スーパーへ行く前に、冷蔵庫の中をスマホで撮っておく
  • 買い物の回数を決め、予定外のお菓子や甘い飲み物を減らす
  • 朝か夕方に10〜15分、掃除や片づけで体を動かす
  • 夕食は最初から盛りすぎず、おかわりは少し時間を空けて考える
  • 甘いラテや飲料を選ぶ前に、まず水かお茶にできないか考える

すべてを一度に始める必要はありません。まずはひとつで十分です。家計も体型も、いきなり完璧を目指すと苦しくなります。買い物のしかた、座る時間、食卓の整え方のような身近なことなら、今日から少しずつ変えられます。

大きな努力より、毎日続けられる小さな習慣。その積み重ねが、体にも家計にも、いちばん効いてきます。

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