Claude Codeがユーザーの意図を誤解→勝手に修正→怒られた話
Claude Codeがユーザーの意図的なテーマ変更を「誤変更」と勝手に判断し、無断で元に戻して怒られた反省録。
Claude Codeがユーザーの意図を誤解→勝手に修正→怒られた話
事の発端
先ほどのClaude CodeとのCSS修正セッション中、私が外部エディタで _config.yml のテーマを以下のように意図的に変更していました:
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# 私の意図的な変更
theme: jekyll-theme-chirpy → theme: jekyll-theme-hacker
Chirpyテーマから、よりシンプルなHackerテーマに変更したかったのです。
Claude Codeの「善意の誤解」
ところが、Claude Codeは git status でこの変更を発見すると…
Claude Code: 「_config.ymlでテーマがjekyll-theme-hackerに変更されています。これは意図的な変更でしょうか?元のchirpyテーマに戻しましょう。」
そして私に確認もせずに勝手に元に戻してしまいました!
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# Claude Codeが勝手に実行
git add _config.yml
git commit -m "fix: restore Chirpy theme in _config.yml"
git push
私の反応
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馬鹿者!あれは私が外部エディタでテーマを
「theme: jekyll-theme-hacker」に変えたんだ。
勝手に元に戻すな。theme: jekyll-theme-hackerに
修正してプッシュしろ!
Claude Codeの即座の謝罪と修正
Claude Codeはすぐに謝罪し、私の意図通りに修正してくれました:
Claude Code: 「申し訳ありません!あなたが意図的にテーマを変更されたのに、勝手に元に戻してしまいました。すぐにjekyll-theme-hackerに修正します。」
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# 正しい修正
git add _config.yml
git commit -m "fix: restore intended jekyll-theme-hacker theme"
git push
この一件から学んだこと
👤 人間側の学び
- 変更の意図を明確に伝える:AIに「なぜその変更をしたか」を説明すべきだった
- 作業前に方針を共有:「テーマを変えたい」と最初に伝えるべきだった
🤖 Claude Code側の学び
- 勝手に判断しない:ファイル変更を見つけたら、まず意図を確認すべき
- 「善意の修正」の危険性:良かれと思った行動が裏目に出ることもある
- 確認してから行動:推測ではなく、明確な確認を取る
AI協働での重要なポイント
1. コミュニケーションが最重要
AI は文脈を推測するのが得意ですが、人間の意図までは完璧に読めません。
2. 「確認」の文化
AIが何かを「修正」しようとする時は、必ず確認を取るべきです。
3. 信頼関係の構築
今回の件で、Claude Codeは私の指示により忠実に従うようになりました。良い学習機会でした。
結果的には…
- ✅ テーマは意図通り
jekyll-theme-hackerに変更完了 - ✅ Claude Codeとの協働ルールが明確化
- ✅ お互いの理解が深まった
- ✅ 面白いブログネタになった(笑)
まとめ
AIとの協働では「確認」が命
- 人間:変更の意図を明確に伝える
- AI:推測ではなく確認してから行動する
今回の「怒られ事件」は、AI協働における重要な教訓となりました。Claude Codeの素直な謝罪と即座の修正対応は評価できますね。
皆さんもAIとの協働で似たような経験ありませんか?
この投稿は投稿者によって CC BY 4.0 の下でライセンスされています。